Let's note CF-W2 SSD化 大改修計画 (OSインストール・UDMA2病発症 編)
PanasonicのLet's note CF-W2に、改造したSATA-44Aを使って東芝製SSDを搭載しました。
OSとしてUbuntuをインストールして使用していますが、お約束なアレにぶつかりましたw
いわゆる「UDMA2病」ですね。
Ubuntuの起動はかなり早い事は知っていましたが「SSDだと起動が驚異の3.86秒をマーク!」という話を見たのもSSD化に踏み切った大きなきっかけです。
電源OFFからでもすぐに使えるモバイル環境が理想な私にとっては垂涎ものの話です。
スタンバイさせたまま持ち歩いて、いざ使おうとしたらバッテリーが切れているという間抜けな事も多いので、電源は出来るだけ切りたい、でもすぐに起動してほしいんですw
さらに、現在のUbuntu 10.10ではテスト版ながらもBtrfsというファイルシステムが使え、これはSSD最適化モードを備えており、SSDの寿命を伸ばす仕組みがあるそうです。
長い前置きでしたが、BtrfsでフォーマットしたSSDにUbuntuをインストールしました。インストール直後にはOSを最新にするためのアップデートが必須ですが、すぐに終わるはずのUbuntuのアップデートがなかなか終わりません。
3時間くらい掛かっています。いくらSSDが書き込みが遅いにしても、何か変です。
起動も40秒くらいかかります。
hdparmで転送速度を見ると、20Mb/s程。hdparm -iで見ると接続モードはudma2になっています。
hdparmで無理やりUDMA5にすることも出来るはずなのですが
HDIO_DRIVE_CMD(setxfermode) failed: Invalid exchange
というエラーが出てしまい設定できません。ドライバはatapiなのにデバイスとしてはssdとして認識されているからでしょう。
確認のために嫌々w WindowsをリカバリDVDから入れて、CrystalDiskMarkを走らせてみました。
はい、発症w
Windowsだとhdparmが動いたので無理やりudma5にセット。書き込み側もここを参考に対処して再度測ってみると
さて、どうしましょう?
インストール直後だけあって、Windowsでも25秒程で起動しますが、何か負けた気がしますw
さらに、プチフリーズを体験してWindowsでの使用はあっさり却下w
※追記:このSSDはプチフリ対策はされているはずなので、気のせいかもしれません。
こちらにあるようにSATA-44Aを強制的にudma5固定にするさらなる改造を施すかどうか。
(ちなみにデフォルトではモード設定のピンは011と配線されており、reserveになっている)
腕との兼ね合いもあって、悩ましいところです。
OSインストール・UDMA2病治療 編に続く